内で掃除せぬ馬は外で毛を振る【エルチャレ甲子園】

こんにちは。ニコサービス城東センターの山藤です。

エルチャレ甲子園が迫ってきました。過去最高の仕上がりをみせている公立高専チームですが、依然として日々鍛錬に励んでいます。

見てください。3名とも息が合い過ぎてシンクロしています。

公立高専チームの強みは、メンバーが「就労移行支援」の利用者さんが中心であるということです。現場での訓練だけではなく、事業所でもカリキュラムとして清掃訓練に励むことができるんです。しかも、その訓練は、エルチャレ甲子園に参加しない他の利用者も合同で行われ、一体感を持ちながら、かつ事業所を代表として出場する責任感も獲得することができます。なにより、みんなと一緒に訓練すると楽しいんです。

一方で就労移行支援ゆえの弱みもあります。選手たちが次々と就職するため、毎年チーム作りを行う必要があることです。だからこそ、櫻井監督を筆頭に、支援者たちの指導力は高く、短期間でエルチャレ甲子園に出場できるだけの技能獲得を可能にさせます。

ところで、今回の清掃訓練はみんないつにも増して真剣でした。清掃業への就職を目指すFさんはもちろん、プログラマー志望のUさん、経理希望のTさん、事務職希望のGさん、農業希望のTさん、製造業での実習を終えたばかりOさん、ピッキングでの就職が決定したOさん、アメリカに行くことを画策しているMさん、邪馬台国の畿内説を力説するFさんも、みんな真剣そのもの。清掃技能がばっちりと身についていました。

職員一同、どのような仕事に就くにしても、清掃の基本スキルは、社会人としての必須の資質として身につけてもらいたいという思いで支援しています。今はまだわからなくても、学んでおいて良かったと思える日が必ず来ます。

本当にお疲れさまでした。

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